昨日、AskMe社買収の基本合意の発表をさせていただきました。AskMe社は、1999年9月、つまり当社設立のちょうど半年前に、シアトルで設立されたベンチャーです。
AskMeと当社の歴史は驚くほど似通っています。当社と同様、彼らもまずはインターネット上でのQ&Aコミュニティサービスのビジネスを立ち上げ、設立後1年でユニークユーザーが500万人を越える、当時は世界最大のコミュニティサイトでした(http://internet.watch.impress.co.jp/www/column/sfreport/20000810/index.htm)。
ただ、これは当社にとっても同じだったのですが、インターネットビジネスとして立ち上げるには「少々タイミングが早すぎた」ため、当社と同じようにエンタープライズ向けのナレッジマネジメントシステムを提供するビジネスに転換し、現在ではボーイング、ノバルティス、P&G他世界の名だたる企業に対してソリューションを提供しています。
私は、当然ながらこの会社については設立当初より注目しており、当社がアメリカ市場で本格的に事業拡大をする際には最大の競合相手になる、と考えていました。さらには、彼らが万が一日本に参入して来たならば、厄介な相手である、とも感じていました。
現時点では売上は3億弱ですが、世界をリードするお客様との永続的な関係を築いていること、売上3億円に対して約1億円の利益をたたきだす、非常にスリムなコスト構造になっていること(インド拠点をうまく活用していることが秘訣のひとつです)が大きな理由です。
今回の件は私から直接声をかけました。1月末に発表させていただいたように、当社のコア事業であるナレッジマネジメントでの競争力を一層強化し、事業展開を加速する上で最高のパートナーであると考えたからです。
ちょうど、AskMe社としても、お客様事例が整い、ノウハウが整備され、かつ製品の完成度が高まり、まさにこれから一気加勢に成長への投資をしようとするタイミングであり、自力で成長路線に乗っていくのか、パートナー路線を追求するのかを模索しているときでした。文字通り双方のステージ、考えが一致したこと、事業及びカルチャーの親和性が高いことから今回の話に帰着しました。
まだ基本合意の段階であり、これから最終契約締結に向けてまだ山はありますが、ぜひ買収を成功させ、成長軌道に乗れるよう、がんばっていきたいと思っています。
谷本
コメント (1)
大変ご無沙汰をしております。
アメリカの遠藤です。覚えておられますか?
日本での活躍まったく存じ上げず失礼しました。
昨日こちらであった講演会で知りました。
アメリカにも頻繁にこられているのでしょうか?
又、機会がありましたら是非お話など聞かせてください。今後の活躍応援しています。
endo
投稿者: 遠藤YOSHI | 2008年6月 1日 15:47
日時: 2008年6月 1日 15:47