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2007年3月 アーカイブ

2007年3月29日

「SILK」特別披露試写&パーティー

先日、とある勉強会でお世話になっている方が主催する「SILK」という映画の特別披露試写会に参加する幸運に恵まれた。

何が「特別披露」なのかというと、日・加・伊合作のこの映画、日本公開予定は来年の1月で、よってまだ本当に出来立てのほやほや、世界でも2~30人しか見ていないものを披露するからである。

当然、役者さんも完成作を見ていないため、当日は出演者の役所広司さん、中谷美紀さん、國村隼さん、芦名星さんなどがその場にいた。私の隣の隣が役所さん、前が中谷さんという、普通考えられないシチュエーションで映画を見ることが出来た。

ストーリーはのさわりだけ話すと。。。。

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舞台は1860年代の南フランスと日本(山形)。兵役から帰り、美しい小学校教師エレーヌ(キーラ・ナイトレイ)と結婚したばかりのエルヴァ(マイケル・ピット)は、町の紡績工場を救うため、無菌の蚕卵を求め命を賭して日本に密入国する。日本行きの通行手形は、フランス国内で高級娼館を経営する日本人女性、マダム・ブランシェ(中谷美紀)に翻訳してもらう。

目隠しをされ連れて行かれた庄内藩酒田(現山形県酒田市)の村の長(役所広司)、その右腕(國村隼)との出会い、そして何よりも村長の妾である美しい少女(芦名星)に心を奪われてしまったことからエルヴァの人生に波紋が起き始める。。。。

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「19世紀後半の動乱の日本とフランスを舞台にしたピュアなラブストーリー」というキャッチフレーズ通りの、ストーリー、画像、音楽(by坂本龍一)ともにとても美しい、心洗われる映画であった。「何がどうピュアなラブストーリーなのか」というところがこの映画のポイント。ハリウッドではこれは作れまい。

試写会後会場を移し、当映画のエグゼクティブプロデューサーの依田巽氏(元エイベックス会長、現ティーワイリミテッド会長)ホストによるパーティーがあった。すばらしい映画を見た後、参加者たった40人程度の濃密な空気の中で、出演者も交えたパーティー。これまた私が経験したことのないすばらしい世界だった。

そしてワイン!!依田氏のコレクションから供されたワインは、このようなパーティーでは、いやどんな場でもめったにお目にかかれないすばらしいワインばかり--白はピュリニ・モンラッシュとディケム、赤は82年のムートンと85年のマルゴー(すみません、あと極上のブルゴーニュがあったのですがぽーっとしていて忘れました)。。。。こうした極上のワインがあれだけ惜しげもなくあけられているの見たのも、生まれてはじめてである。

個人的には、「謎の美少女」役の芦名星さんがとても印象に残った。役所広司さん、中谷美紀さん、國村隼さんといった「ビッグネーム」は期待通りの存在感、演技であった。ただ、芦名さんに関しては私が彼女をそれまで知らなかった(失礼!)事、せりふがまったくなく、とてもミステリアスかつセクシーな役回りであったことなどから大きなインパクトを受けた。2時間近くその姿を見続けた彼女の声を聞いたのがパーティーで言葉を交わした時がはじめて、というのも印象をさらに強いものにした。

「ラストサムライ」を見たときにも感じたが、日本人以外の監督が日本人を撮ると、とても美しく、エキゾチックになるな、と感じたね。

皆さん、少々先ですが、とてもすばらしい映画です。ぜひ見てください。

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