業績予想の修正と特別損失の発生のお知らせを致しました
本日、通期業績予想の修正及び特別損失の発生に関するお知らせを発表いたしました。
国内、海外ともに業績の下方修正をせざるを得ない結果となりました。
非常に残念、皆さまに申し訳ない、そして悔しい思いです。
国内に関しては、売り上げが12%未達成の6億1300万円、予算がほぼ収支均衡だったため、経費削減努力を続けていたものの、5,500万円の営業赤字となってしまいました。
旧来からの主力製品であるKnolwedeMarket事業は、既存のお客様とのパイプはがっちりと維持できているものの、まだまだ新規のお客様の獲得が十分に達成できなかったこと、SharePoint市場でのポジション確立は順調に進化しているものの、その結果としてのクラウドサービス、BPODの立ち上がりが想定より時間がかかってしまったことがマイナス要因です。
製品と並ぶ収益の柱であるコンサルティングや新規に契約をしたNintex社製品の販売は順調に進んでおります。また、2月に発表したiPhone等スマート端末向け事業も立ち上がりつつありますが、実績が出るのは次年度であり、これらのプラス要因が前述のマイナス要因を補うには至らず、計画未達成となってしまいました。
海外に関しては、大幅な予算未達成となってしまいました。収益力向上に向けた製品の開発は順調に進んでいるものの、営業/マーケティング力の強化が遅れ、直販、パートナー事業、OEM事業ともに可能性を感じさせながらも大型案件の期ずれ、パートナー事業/OEM事業の立ち上がりの遅れから、期初にお約束した結果をもたらすことができませんでした。
また海外事業の立ち上がりの遅れの結果、2年連続赤字となってしまったため、海外子会社の「のれん代」を減損し、親会社から子会社に貸し付けている運転資金分を貸倒引当することとしました。結果、単独で7億6200万円、連結で4億1400万円の特別損失となります(当然、こちらにつきましてはキャッシュアウトはなく、会計上の損失計上となります)。
本来は、当該年度を「V字回復確行の年」と宣言し、黒字化を目指してまいりましたが、正直、私自身、そして組織として業績達成への執念がまだまだ足りなかった、と反省しております。もちろん、情報系システムへの投資がいまだ回復していない、という環境要因はありますが、これは今回の予算未達成の要因ではありません。
もう一度、財務、組織、カルチャーの面から自らをゼロベースで見つめなおし、このピンチをチャンスに変えるべく、真っ向から取り組んでいきたいと思っております。
「ゼロベースから見直す」とは言いましたが、戦略的には今後の種まきができている部分も多々あると感じています。
・KnowledgeMarket事業は相変わらず底堅く、そこでのお客様基盤は弊社の最大の資産の一つであり続けます。
・SharePoint市場でのポジショニングはある程度確立しました。クラウドサービスであるBPODは近々に実案件のアナウンスができそうなステージに来ています。
・スマート端末を活用した新しいソリューション提供も始まりつつあります。
・AskMe 製品は、重要パートナーでありユーザーでもある米国マイクロソフト社から引き続きバックアップをいただいています。
・昨年度の予算未達成の裏返しではありますが、いくつかの期づれ案件を今期のプロスペクトとして持ち続けています
特に実行の部分、そしてコスト管理の部分を徹底的に見直しました。また、他社との戦略的提携などをよりアグレッシブに追及し、現在弊社が持っている「成功の種」が腐らずにちゃんと「果実」になるよう、全社一丸となって頑張っていきたい、と気持ちを引き締め直しております。
なかなか良いお知らせを届けることができず、本当にすみません。この悔しい気持ち、昨年度の教訓を生かし、一つ一つ「果実」を生み出していきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いします。
谷本 肇

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