2010年7月30日

業績予想の修正と特別損失の発生のお知らせを致しました

本日、通期業績予想の修正及び特別損失の発生に関するお知らせを発表いたしました。


国内、海外ともに業績の下方修正をせざるを得ない結果となりました。

非常に残念、皆さまに申し訳ない、そして悔しい思いです。


国内に関しては、売り上げが12%未達成の6億1300万円、予算がほぼ収支均衡だったため、経費削減努力を続けていたものの、5,500万円の営業赤字となってしまいました。

旧来からの主力製品であるKnolwedeMarket事業は、既存のお客様とのパイプはがっちりと維持できているものの、まだまだ新規のお客様の獲得が十分に達成できなかったこと、SharePoint市場でのポジション確立は順調に進化しているものの、その結果としてのクラウドサービス、BPODの立ち上がりが想定より時間がかかってしまったことがマイナス要因です。

製品と並ぶ収益の柱であるコンサルティングや新規に契約をしたNintex社製品の販売は順調に進んでおります。また、2月に発表したiPhone等スマート端末向け事業も立ち上がりつつありますが、実績が出るのは次年度であり、これらのプラス要因が前述のマイナス要因を補うには至らず、計画未達成となってしまいました。


海外に関しては、大幅な予算未達成となってしまいました。収益力向上に向けた製品の開発は順調に進んでいるものの、営業/マーケティング力の強化が遅れ、直販、パートナー事業、OEM事業ともに可能性を感じさせながらも大型案件の期ずれ、パートナー事業/OEM事業の立ち上がりの遅れから、期初にお約束した結果をもたらすことができませんでした。

また海外事業の立ち上がりの遅れの結果、2年連続赤字となってしまったため、海外子会社の「のれん代」を減損し、親会社から子会社に貸し付けている運転資金分を貸倒引当することとしました。結果、単独で7億6200万円、連結で4億1400万円の特別損失となります(当然、こちらにつきましてはキャッシュアウトはなく、会計上の損失計上となります)。


本来は、当該年度を「V字回復確行の年」と宣言し、黒字化を目指してまいりましたが、正直、私自身、そして組織として業績達成への執念がまだまだ足りなかった、と反省しております。もちろん、情報系システムへの投資がいまだ回復していない、という環境要因はありますが、これは今回の予算未達成の要因ではありません。

もう一度、財務、組織、カルチャーの面から自らをゼロベースで見つめなおし、このピンチをチャンスに変えるべく、真っ向から取り組んでいきたいと思っております。


「ゼロベースから見直す」とは言いましたが、戦略的には今後の種まきができている部分も多々あると感じています。

・KnowledgeMarket事業は相変わらず底堅く、そこでのお客様基盤は弊社の最大の資産の一つであり続けます。
・SharePoint市場でのポジショニングはある程度確立しました。クラウドサービスであるBPODは近々に実案件のアナウンスができそうなステージに来ています。
・スマート端末を活用した新しいソリューション提供も始まりつつあります。
・AskMe 製品は、重要パートナーでありユーザーでもある米国マイクロソフト社から引き続きバックアップをいただいています。
・昨年度の予算未達成の裏返しではありますが、いくつかの期づれ案件を今期のプロスペクトとして持ち続けています

特に実行の部分、そしてコスト管理の部分を徹底的に見直しました。また、他社との戦略的提携などをよりアグレッシブに追及し、現在弊社が持っている「成功の種」が腐らずにちゃんと「果実」になるよう、全社一丸となって頑張っていきたい、と気持ちを引き締め直しております。

なかなか良いお知らせを届けることができず、本当にすみません。この悔しい気持ち、昨年度の教訓を生かし、一つ一つ「果実」を生み出していきたいと思っております。

今後ともよろしくお願いします。


谷本 肇

2010年1月30日

第二四半期決算短信を出させていただきました

昨日、第二四半期決算短信を出させていただきました。
また、決算説明会は2月18日にさせていただくこととなっています。

円高の影響もあり、売上は対予算99%達成とわずかに及びませんでしたが、営業損失は予算に対して2900万円改善(対前年5500万円改善)、為替差損を勘案した当期純損失でも対予算1900万円改善(対前年5400万円改善)と、V字回復確行に向けた体質強化は着実に進捗しており、非常に良い手ごたえを感じています。

弊社の大黒柱であるKnolwedgeMarket事業は底堅い実績を維持しており、AskMeの導入と併せ、ライセンス売上は前年同期比166%となりました。

もう一つの事業の柱であるコンサルティングも、前年同期比28%の増加となり、着実な成長を続けています。

これら事業の伸びが、現在優先順位を落としている非戦略事業であるSIの売上減を補うことによって、より高い利益率を実現する素地もできつつあります。


また、今季の5大方針の一つ、SharePoint市場でのポジション強化も、BP研究会の連続開催およびグローバル市場におけるSharePoint向けワークフロー製品としてナンバーワンの実績を持つNintex社との代理店契約締結などを通じ、着々と準備が整いつつあります。


3Q、4Qと、まだまだこれからが本当の勝負ですが、皆様によい知らせを一つでも多く届けられるよう、がんばっていきたいと思います。


よろしくお願いいたします。

2009年12月11日

米国ツアー

今週頭より米国のお客様、パートナー、そしてパートナー候補を巡る出張にきています。6日にボストンに入り、その後ニューヨーク、シカゴ、セントルイス、そしてシアトルと毎日飛行機に乗る強行軍です。

テレカンファレンスやバーチャルコミュニケーションの手段が発達している今日においても、やはり最後はフェースtoフェースのコミュニケーションがとても重要。毎日よい意味で緊張感の高いミーティングが続いていますが、まさに膝詰めでなければ達成できないスピードと深さでいろいろな課題が解決できています。

改めて感じるのは国土の大きさ、多様さ。ちょうど雪嵐がきているということもあるけど、今朝シカゴを発つときの気温は何とマイナス17度。ミーティングをしたチームメンバーの中にはフロリダから来たプロダクトマネジャーもいて、彼女が家を出たときの気温は25度だったとのこと。温度差40度以上、ってのは、日本ではありえない。

今回の出張の成果が徐々にでも、一日も早く発表していける形になれれば、と思っています。

2009年10月30日

第一四半期決算短信を出させていただきました

本日、第一四半期の決算短信サマリーを出させていただきました。

売上は予算通り、対前年同期比114%の1億9400万円、損失は予算以上の圧縮を実現し、対前年同期比40%まで改善することが出来ました。

また、前期末売上分が今期入金された、ということもあり、営業キャッシュフローもプラスに転じることが出来ました。

一人当たり売上高は前年同期比で144%、一人当たり付加価値は対前年比169%と、昨年以来の体質改善の効果が順調に出つつあります。

V字回復の確行、黒字化に向けて幸先のよいスタートが切れたと思っています。


期初に挙げた5つの方針である、

①KnowledgeMarketお客様基盤の強化と、カスタマーイン発想の機能向上
②KnowledgeMarket顧客に対する付加サービスの提供
③マイクロソフトSharePoint市場でのポジション強化
④Realcom US収益力強化
⑤グローバルシナジーの追求

もそれぞれ計画通りに進捗し、少しづつ結果の片鱗(?)が出つつあります。

とにかく実行、やり切ることがとてもとても大切な時期だと考えています。


まずは第二四半期、やり切ります!

2009年10月25日

SharePoint Conference 2009@Las Vegas

10月18日より22日までラスベガスにて開催されたSharePoint Conference2009にブース参加し、私も3日間、参加&情報収集してきました。

参加者は7000人、160社が出展、250ほどの個別セッションがある大変活気のあるカンファレンスでした。

チケットは早々に売切れてしまい、マイクロソフトとしても、ここまでチケットが売切れてしまったのは2001年のExchange関連のカンファレンス以来だそうです。

SharePointは、マイクロソフトの歴史の中で、そしておそらく米国ソフト産業の歴史の中で最速で売上1000億円を突破したソフトとの事で、今まさに飛ぶ鳥落とす勢い、というのを感じました。オープニングスピーチでのマイクロソフトCEO、スティーブ・バルマー氏の講演も印象的で、会社としても力を入れているな!というのを強く感じました。


我々も小さいながらブース参加しました。展示時間が朝8時から6時くらいまで4日間ぶっ続けだったため、皆へとへとでしたがお客様リードを多数獲得でき、また我々のマーケティングメッセージを様々な切り口で試すことが出来ました。

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ここで得た知見をフルに生かして、今後のお客様獲得を加速させていきたいと思います。

2009年10月 8日

V字回復確行に向けて

V字回復確行に向けて勝負の年の最初の四半期が終わりました。残念ながら、具体的な数字についてはこの場でお話しすることはまだ出来ませんが、期初に立てた計画を愚直に、着実に実現して行くことで視界が開けていく、そういうステージに入ってきていると感じています。

決算発表会 にて、V字回復確行に向け、今年度は5つのテーマを掲げさせていただきました。

①KnowledgeMarketお客様基盤の強化と、カスタマーイン発想の機能向上
②KnowledgeMarket顧客に対する付加サービスの提供
③マイクロソフトSharePoint市場でのポジション強化
④Realcom US収益力強化
⑤グローバルシナジーの追求

④Realcom US収益力強化に関しては、すでにCCH社とのOEM契約締結マイクロソフト本社への弊社製品導入などを発表させていただきましたが、③SharePoint市場でのポジション強化の活動の近況についてお伝えしたいと思います。

既にホームページ等で発表させていただいておりますが、「ビジネス・プロダクティビティ研究会」(BP研)という、SharePointユーザーの方を対象にした、ユーザー企業様どうしが自社の経験や事例を共有する、企業の枠を超えたナレッジ共有の場を構築中です。

BP研の最初の例会を10月15日に控え、弊社プロジェクトチームの面々も奔走中です。日々の活動の生々しい声をブログに書いてくれていますので、お時間ある方はぜひ読んでみてください!当市場での「オンリーワン」を目指す我々の奮闘ぶりをリアルタイムで感じていただけるかと思います。

こうした国内での活動に呼応して、米国でも10月半ばにはラスベガスでのSharePoint Conference 2009、11月後半にはサンノゼでのKMWorldに出展し、アグレッシブに我々の価値観を市場に広めて行きます。ブースで使うパネルも昨日出来上がってきました。


近い将来、日本で得たノウハウと米国ほか海外で得たノウハウをうまく融合し、世界中のお客様に返していけるようになりたいと思っています。

2009年9月25日

第十回定時株主総会を開催いたしました


本日、創業後十回目、上場後二回目の株主総会を開催させていただきました。株主の皆様のご支援、ご協力のおかげで、上程させていただいた三つの議案はすべて承認可決をいただきました。この場を借りてあらためて御礼申し上げます。


質疑応答では、今期の業績予想達成に対するマネジメントの覚悟について叱咤激励のお言葉をいただいたり、今後注目すべき技術等についてのご提案等をいただきました。いずれも「傍観者」ではなく「運命共同体」として私どもを暖かく、厳しく見守ってくださっていることを改めて肌で感じる事が出来、身の引き締まる思いでした。


コーポレートガバナンスの最も重要な本質は、株主の皆様が会社の所有者であり、経営陣は株主の皆様から経営を委託されている代理人という点にあると考えています。

まずは今年度のV字回復を何に代えても実行し、そして株主の皆様のご期待にお応えすべく企業価値や株主価値をさらに向上していくため、一同全力を尽くしていきたいと思っております。


今後とも一層のご支援、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

2009年9月24日

リアルコム インドオフィス訪問


連休を活用してインドに行ってきました。訪問したのはPuneの子会社とデリー。インドは国民の平均年齢が25歳といわれるくらい、若さと活気にあふれている。今回も様々な所を回って、インド経済のエネルギーの大きさに改めて圧倒されてきました。

まずはリアルコムインドの組織力を高め、日本、米国との協調を一層推進していきたいと思います。

米国向けの製品開発、サービス提供は順調に進んでいます。現在、日本-インドの共同プロジェクトも始まりつつあります。これをホンモノに仕立て上げ、「インドに拠点を持っている」という資産を我々の強みに発展させ、無限に広がるビジネスチャンスをモノにしていきたいと思います。


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2009年9月 6日

「あなたは20秒間アクセルをベタ踏みしたことがありますか?」

「あなたは20秒間アクセルをベタ踏みしたことがありますか?」

先日、堀場製作所の創業者であられる堀場雅夫氏のお話を聞く機会があった。その中で彼が投げかけたのがこの質問である。

私はネバダ州の砂漠のど真ん中、地平線が見えるようなハイウエイで数十分ベタ踏み、というのがあるが、その場に居合わせた、日本国内にいる普通の日本人(でまだちゃんと免許を保持している人)の殆どの答えは当然Noである。

「それは、あなたは車に気の毒な事をしているんですよ」と堀場氏。
「その車はあなたに所有されている間、本来の力の50%以下のパフォーマンスしか出すことが出来ず、ついにはそのまま廃車になってしまうのですよ。」

なるほど。

「そういうあなたは、自分自身に対してもそうしていませんか?」
「つまり、自分自身で勝手に自分にリミッターをつけて、自分のポテンシャルを100%出すことなく、その50%、いや50%未満の力しか発揮していないのではないですか?」

なるほどなるほど。

彼はさらに続けます。

「人間がパニックになるのは、死にたくないのに死ななければいけないとき、食べ物をとる見込みがなくなるときの2つだけで、今日の日本ではそのようなことはまず起きない。何も心配することはないのだから、自分の力を信じて、アクセルをベタ踏みしてください」

「ぜひ色々なことに感動して、そしてその感動を通じて気づいたことを行動に起こしてください。日本人で、‘新規性追求遺伝子’を持っているのはたった2%。米国では50%がそういう遺伝子を持っている。潜在数で負けているのだから、ぜひ新規追求遺伝子を持っている2%=26万人の一人でも多くの人に、自分を信じ、感動をして、行動をしてほしいと願っています。」

激しく同意。

堀場さんのパワーに大変元気をもらいました。有難うございました。

ちなみに、堀場さんがおっしゃっていた「新規性追求遺伝子」が何かはお伺いすることが出来なかったが、私が勝手に関連すると考えており、最近興味を持っているテーマが、米国の起業家であり心理療法士のThom Hartmann氏が提唱している、「ADD/ADHDは障害ではなく才能である」という論です。

「ADD/ADHA」は、日本語では「注意欠陥障害/注意欠陥多動性障害」と訳され、この疾患を持つ成人の行動傾向は、

・乱雑
・多くのことに同時に手を出して、終わらせられないことが多い
・常に強い刺激を求める
・退屈さに対する耐性が低い
・忍耐力が弱い、衝動的
・決まったやり方を好まない
・常に自分の能力を出し切っていない気がする

等等である。起業家/イノベーターがもっている資質と結構かぶっている気がしませんか?

そして、今手元にはきちんとした統計はないが、日本人に比べ圧倒的に多くの米国人がこのADD/ADHDにかかっており、米国では2000万人とも、2500万人ともいわれているそう。ここらあたりが、堀場さんおっしゃる「新規性追求遺伝子」を連想させる所以。


ただ、何より素晴らしいのは、一般に神経疾患と考えられているADD/ADHDを、「天賦の才」ととらえ、「いかに病気を治すか」ではなく、「いかにしてこの天賦の才を成功のために利用するか」を真剣に考え、提唱する専門家がいることである。

この姿勢こそ、「20秒間ベタ踏み、、、」の姿勢であり、我々が決して忘れてはいけないものだと思う。

リアルコムの本当のポテンシャルを見極め、その顕在化にフルスロットルを踏み続ける。。。。。。。

経営にスピード違反はないので(笑)、安心してやり続けていきたいと思います。

2009年9月 2日

KMWorld Trend-Setting Products of 2009に選出されました!

本日プレスリリースを打たせていただきましたが、弊社製品AskMe for SharePointが米国のKM World Magagineの、「Trend-Setting Products of 2009」に選出されました! KM World詩は、コンテントマネジメント、ドキュメントマネジメント、そしてナレッジマネジメントに特化して市場調査レポートの作成、本の出版、セミナー等を行っている、当分野では最も権威のある媒体です。

弊社では、「KM Worldでちゃんと取り上げられるということ」=「メジャーリーグ入りすること」と考えていました。であるがゆえ、特に今年に入ってからは営業、マーケチーム一丸となって市場に対する啓蒙活動を精力的に行ってきており、それが結実した、といってよいと思います。

選出の知らせは7月末、ちょうど私が米国出張中に届きました。その後米国社員皆でお祝いの飲みに繰り出したのは言うまでもありません!

KMWorld編集長、ヒュー・マッケラー氏の以下のコメントは、AskMe for SharePointの潜在性、将来性を見事に表現していると思います。

「ナレッジマネジメントプロバイダーにとって、顧客が抱えるビジネスの課題を解決していくことが、以前にも増して重要になっています。今回「トレンドセッター」として選ばれたということは、ソリューションプロバイダーであるリアルコムが、実際にイノベーションを実現したというだけでなく、イノベーションによって顧客に価値をもたらすというビジョンを持っているということを意味しています。」

今回の受賞と前後して、ガートナー、IDCといった、ITトレンドの趨勢に大きな影響力を持つ市場調査会社からの照会の真剣度が格段に上がってきています。また、プロスペクトからの問い合わせも増えてきています。こうしたよい流れをしっかりと結果につなげていきたいと思います!