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ビジネス・プロダクティビティ研究会
近藤 正俊
(こんどう まさとし)
プリンシパルコンサルタント
総合電機メーカにおいて防衛システム(C4I2)の設計や国内外の内外事例等の調査・研究を経てリアルコムに参画大手企業における全社情報戦略立案、システムグランドデザイン設計など、
ビジネス面、テクノロジー面双方の視点からのコンサルティングを得意とする
倉重 智哉
(くらしげ ともや)
プリンシパルコンサルタント
一橋大学商学部卒。ナレッジマネジメントシステムの導入プロジェクトを担当し、大手SIerやデベロッパーのプロジェクトに参加。自社製品のQAマネージャー、プロダクトマネージャーを経て、SharePoint/Exchangeのクラウドサービス「BPオンデマンド」のサービス開発を担当
福田 雅和
(ふくた まさかず)
事業開発ユニットマネージャー
地理情報システムや、大規模オープン系システムの設計およびプロジェクトマネジメントを経てリアルコムに参画。複数自社製品のブランドマネージャーを歴任し、SharePoint/Exchangeのクラウドサービス「BPオンデマンド」の総指揮を手がける
SharePointのサイト管理・運用管理に関する3つのGSP
~ SharePointの運用設計に欠かせない「サイト×ユーザー」管理の考え方 ~
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プリンシパルコンサルタント
近藤 正俊
プリンシパルコンサルタント
倉重 智哉
事業開発ユニットマネージャー
福田 雅和
SharePointのような情報系インフラでは、コンテンツ共有の場=サイトと、コンテンツを共有する人=ユーザーの運用管理に関する設計が重要である。さらにSharePointの場合は製品の性質上、下層(システム基盤)レイヤーの設計が上層(ユーザー)レイヤーの使い勝手に直接影響するため、システム基盤レイヤーからユーザーレイヤーまでを総合的に考慮して運用を決めることが一層重要となる。
「ビジネス・プロダクティビティ研究会」(以下、BP研究会)の第二回例会では、この「サイト管理」「ユーザー管理」および「システム運用管理」についてのベンチマーキングスタディを行い、SharePointを運用していく上で必須の考慮点についてのベストプラクティスを取りまとめた。これが今回の「SharePointのサイト管理・運用管理に関する3つのGSP」(Good SharePoint Practice)である。

2010年3月4日(金)、東京・新宿において、BP研究会の第二回例会が開催された。SharePointの利活用を推進している大手企業46社から74名が参加し、活発な情報交換・共有が実施された。
BP研究会の例会では、毎回テーマを決めて集中的にディスカッションを展開していくが、今回はテーマとして「SharePointにおけるサイト管理・運用管理」を取り上げた。
SharePointに限った話ではないが、情報系インフラは社員が日々使うものであるから、常に健全な状態に保たれなければならない。具体的には
- サービス提供が約束されている時間はいつでも、適切なレスポンスでアクセスできること
(⇔毎朝の始業時刻になるとアクセスが集中してレスポンスが極端に遅くなったりしないこと) - 適切なユーザー管理、アクセス権管理、権限管理が実施されており、結果として「アクセスできるべき人だけがアクセスできる」状態が保たれていること
(⇔閲覧できてはいけないはずのアイテムが表示されたり、以前所属していた部署のサイトに今でもアクセスできたりしないこと) - 実際に活用されているサイト、有効なコンテンツのみが存在していること
(⇔誰が管理しているか不明なサイト、使われていないコンテンツが大量にたまっているサイトなど、いわゆる「ごみサイト」が存在しないこと)
では、SharePointを「健全な状態」を保つためにはどのようなところに留意すればよいのだろうか?
SharePoint運用における3つの観点
BP研究会ではベンチマーキングスタディに先立ち、SharePointユーザー企業において運用管理に携わり、その業務に精通しているSharePoint管理者の方々にお集まりいただき、事前ワークショップを開催した。
ワークショップでは、SharePointを運用していく上で重要なさまざまな考慮点について活発な議論が交わされた。参加者はみな日々SharePointと向き合い、その長所や制約事項を知り尽くしたSharePointエキスパート揃いであるだけに、多種多様な考慮点や思わぬ落とし穴、そしてそれを未然に回避する“現場の知恵”などが飛び交い、他の参加者が思わず膝を打つことも多かった。
このワークショップを通して導き出された、SharePoint運用に必須の考慮点についてのベストプラクティスを取りまとめて体系化したものが、今回の「SharePointのサイト管理・運用管理に関する3つのGSP」である。
体系化にあたっては、全体をまずSharePointのシステム基盤運用(基本的にシステム部門のみが関わるもの)、アプリケーション運用(SharePointを利用するユーザー部門とシステム部門の密接な連携が必要となるもの)に分け、後者はさらに2つにわけて、3つの領域に整理した。具体的には、下記のような項目である。
<SharePointのサイト管理・用管理に関する3つのGSP>
1.1 ファーム構成
1.2 Webアプリケーション管理
1.3 サービスレベル定義
2.サイト管理
2.1 サイトコレクションの割り当て
2.2 サイトライフサイクルの管理
2.3 製品の制限に対する対策
3.ユーザー管理
3.1 アクセス許可レベルの設計
3.2 ユーザーグループの設計
3.3 サイトへのマッピング
本稿ではこれらの項目について解説していく。これからSharePointを導入する企業はもちろん、すでにSharePointを導入済みの企業においてもその運用を見直すにあたっての最適なベンチマークとなるであろう。
ただし紙面の関係上、GSPのすべてを詳述することはできず、ポイントの列記にとどまることはご容赦いただきたい。詳細を学びたい方は、ぜひBP研究会へ!








